Saturday, July 5, 2003

21日目 日本山妙法寺との

 
 昔々6月29日ごろ、苫小牧港のあるところに、遠藤さんと徳蔵さんがいました。遠藤さんは山へ自転車の組み立てに、徳蔵さんは川へ自転車の組み立てに行きました。すると日本海の方から大きな東日本フェリーがどんぶらこ~どんぶらこ~倒産するぞ~倒産したぞ~と流れてきました。徳蔵さんが包丁でフェリーを割ったところ、中から元気な赤ん坊が出てきました。

 石谷さんと名づけられた元気な赤ん坊は立派に成長し、60歳独身のお坊さんになりました。そしてお坊さんは遠藤さんと徳蔵さんに言いました。「自転車旅行ですか、お疲れ様です。旭川に私のお寺があるので是非寄ってください。泊めてあげますよ。」
 
 こうして遠藤さんと徳蔵さんの北海道鬼退治の旅が始まりました。その夜、鵡川のバス待合所で、鹿児島出身の犬、ジャッキーとました。あいにくきび団子を持ち合わせていなかったにもかかわらず、ジャッキーは旭川まで2人のおともをすることにします。
 
 名犬ジャッキーは持ち前の地理感(勘?)で、地図を一目見ては、こっちだわんわん、近いだわんわん、ここもついでに掘れわんわん、とナビゲートし、旭川に着くとすぐに日本山妙法寺旭川道場へと行きました。 
 
 3人は石谷上人と、インド人の尼さんリーラさんに迎えられ、幸せに暮らしたとさ。
 
 
 遠藤さんと徳蔵さんは翌朝早く次の目的地へと出発しましたが、名犬ジャッキーはそれから1週間、お手伝いをしながらお寺にお世話になることにしました・・・。
 

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